第236章 氷種の翡翠をいっきに3つも開けた

同じ頃、原石市場の入口。

新井友也と竹内駿斗ら、四人組が足を止めた。

仲間の一人が言う。

「新井さん、駿斗さん。あの女、ここに入っていきました」

竹内駿斗はそのまま踏み込もうとする。

だが新井友也が腕を掴んで引き止めた。

「ここは北寒州の人間、立ち入り禁止だ。潜り込んでバレたら終わりだぞ。市場の管理に見つかったら、ミャンマーの刑務所行きだ」

ミャンマーが世界屈指の翡翠資源を握っている以上、そう簡単に他所へ流すはずがない。

だから北寒州に対しては、法で細かく縛っている。中でも厳しいのが、北寒州の人間は原石市場への立ち入りを一切禁ずる、という決まりだ。勝手に入り、見つかれば拘束さ...

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